【映画】おっさんずラブ(ネタばれ有)①

10月に入ってやっと鑑賞できました。

 

ドラマはリアタイではなく半年後にアマゾンプライムで初めて見てハマりました。

まぁ、ファンと言ってもDVD購入するとか、OL展行くとか、映画を何十回も見るとか、そういう熱心さはないので、OL民とはとても自称できませんが・・・。

 

とにもかくにも、見たいなーと思いつつ、なかなか見に行く時間がとれなかったのと、

ネットのレビュー(しっかりチェックw)が結構賛否両論で、わざわざ映画館まで見に行く程かなぁと迷いまくって早10月。

グズグズしている内に、ちょうど時間が空いたのと、チケット代が安い日に行く時間ができ勢いで行きました。

 

平日でしかも公開から1カ月半近くたっているのに、お客さんが何人かいたことにビックリ。

そして一番ビックリしたのが、たくさん空席があるにも関わらず私の隣に年配の女性が
座っていたこと・・・。

え、チケット取る時に左右前後誰もいないの確認したよな・・・。

と戸惑いと若干の羞恥を感じつつ、見知らぬおば様と隣り合わせで鑑賞することに。

 

というか、リアルにファンの友達がいないので、ちょっと友達になりたいと思ってしまった・・・笑

でも話しかけるなんて当然できるはずもなく・・・。

 

そんなこんなで鑑賞。

 

感想は、「面白かったけど映画館で観るのは1回でいいかな。でも春田と牧のイチャイチャは鬼リピートしたいからレンタルで観たい」て感じでした。

 

随所のコントみたいなノリ突っ込みとかセリフの面白さ(部長のはるぽんが本当にツボった)は楽しめましたし、笑わせて頂きましたが・・・。

残念ながらストーリーとしては100点中30点くらいかな?って感じでした。

ラスト40分くらいで「長いな・・・」と思ってしまい時計見ちゃいましたね。

ストーリー的に無駄なシーンが多かったし、色んなイベントをごちゃ混ぜにしすぎて

焦点が合っていない。

純粋なコメディにしたいの?ラブコメにしたいの?シリアスにしたいの?

全ての要素を網羅することなんてできないと思うんですよね。

そういう作品って大抵失敗すると思う。。。

例に漏れずストーリーとしては失敗作だと思いました。

 

さて、ストーリーとは別の要素はどうだったかと言いますと。

まずキャラ設定。

春田さん、こんなにおバカだったけ・・・と首傾げちゃいました。

冒頭のシーンから落ち着きのなさが炸裂してましたが、ドラマだとここまでじゃなかった気がしたのですが・・・。そして極めつけは敵対企業に乗り込むシーン。

おいおい、ただのバカじゃねぇか・・・こんな社会人いねぇだろ・・・とあまりにも現実味が無さ過ぎて白けた・・。

ああいう、おっちょこちょいだけど、バカみたいに真っ直ぐな春田さんがウケてるのかなぁ・・・。でも、最後の蕎麦屋のシーンはドラマの春田さんらしさが出てて、良かったです。

 

牧君は特に私は違和感なかったです。相変わらずツンデレだなー、自分の思いを言わないなー、って感じですんなり受け入れられました。

巷では牧君のキャラ設定も賛否両論みたいですが・・・。

 

まぁ、キャラ設定はさて置き、2人のイチャイチャぶりは大変良かったです!笑

特に夏祭りの手つなぎと最後の春田さんからのキス!

本作はこのシーンの為だけにあるようなもんですね。ぶっちゃけ。

さっき、グダグダ真面目くさく批判しましたが、ストーリーなんてどうでもいいんですよ。

この2人がイチャイチャしてくれたらそれでいいんですよ。

ファンはそれを望んでいるんですよ。

ファンというのは、この作品を社会現象まで押し上げてくれた、本当のファンです。

この2人のラブストーリーを心から応援してきた人達のことです。

 

制作陣は、このテレビ不況の中、ドル箱のこのコンテンツでいかに稼ぐかにやっきになっていると思うので、ファン層を出来るだけ広げようとしているのだろうと思いますが、それは逆効果だと思うんですよねぇ。。。

だって、ライトファンはお金落としませんよ?(言い方悪いけど・・・)

ファンを裏切っちゃいけません。本当に大切なものを見誤ると大切なものも失くしちゃいますよ。。。

 

話逸れましたが、このターゲットの見誤りが本作を駄作にしてしまった要素かな、

とつくづく思ったもので・・・。

 

あと、他のキャラでいうと、武川さんとアッキーの演技がオーバーすぎて無理でした。

アッキーはあのドラマでの丁度いいかんじのゆるーいセリフ回しが好きだったのに、

なんかすごいテンション高くて違和感・・・。

武川さんは終始「舞台か?」って言うくらい周りとのテンションが1.5倍増しで違和感。大好きなキャラなのに、途中からウザくなるという悲しい現象が・・・泣。

 

マロと蝶子の絡みも必要だったんだろうけど、ちょっと詰め込みすぎて中途半端になってしまった感じ・・・。

 

 

とまぁ、色々と語りすぎて収まらなくなったので、今回はここまでにしておきます。