【ドラマ】きのう何食べた?正月スペシャル(ネタバレ有)

待ちにまった続編!!

アマプラでハマり、最近は何度もリピートする程見ていたので新作が待ち遠しくて仕方ありませんでした。

前作の放送から約半年経っているので、ちゃんと世界観が保たれているのか少々不安でしたが、全くの杞憂で安心しました。すばらしい出来ですよ・・・!

邦画のドラマにこんなにハマったのは初めてです。。。

各エピソード毎に感想を綴っていきたいと思います。

 

①第1話

シロさん母の過去エピソードが盛り込まれていました。かなりヘビーな内容です。

昔、シロさんのゲイを治すために、怪しく高額な品々にお金をつぎ込み、父の通院費用の支払いさえできない程に経済的に困窮しているというもの。

連ドラでは葛藤がありつつもゲイのシロさんを受け入れているお母さんの姿しか見ていなかったので衝撃の事実でした。筧家の壮絶な過去があってこその今なんですね。

 

お母さんの純粋さには憎めないものもありますが、少し世間知らずすぎるというか・・・。過去の件もそうですし、お金ないのに高額な冬菇を買ってしまうところとか。シロさんの誕生日だから何か贈りたかったという親心も分かりますが、そのすぐ後にシロさんに金銭援助を頼んでしまうところに無神経さを感じてしまった。

あと金銭援助してくれたシロさんに、経済困窮した理由を自分が過去に使い込んだせいだと言うのも、その元凶であるシロさんが傷つくこと想像できないのかな?と自分勝手な人だなと感じてしまった。

そういう面も含めてシロさんは母親のことを受け入れているんだろうけど、この母には完全に同情はできないなぁ・・・。まあ、昔の人だからずっと専業主婦だったろうし世間知らずだから騙されて人の感情にも鈍感なんだろうなとは思うけど・・・。

理解はするけど好きにはなれない!!

それでもシロさんは親に毎月金銭援助することを決める。ケンジもそれを応援する。どんだけ良い人達なの~~~!!!自分なら無理・・・。

あとケンジが良いこと言うんですよ。今まで通り使えるお金の中でやり繰りすればいいだけじゃんって。もう、自分への言葉の如く心に染みわたりましたよ!!

 

この回だと、カヨコさんもいい味出してた。母親の過去の使い込みのことを告白するシロさんに対し、冷たいけど温かい「他人」としての距離感を保った言葉掛けをしたのですが、これがまた絶妙。連ドラから彼女のスタンスは変わっていなくて、あくまで他人だから踏み込まない。でも、その距離感が有難い時ありますよね。そんな大人の付き合い方を体現してくれている彼女が大好き。シロさんも救われること多いだろうな。

 

シロさん憧れの三谷まみとのシーンは恒例のケンジのマウンティングが秀逸でした。あーかわいい笑 シロさんの焦りっぷりもテンポが良く、良いシーンでしたね。

 

②第二話

ジルベールと小日向さんメインのエピソード。何気に学ぶことの多いエピソードでした。あと、シロさんとケンジがサブとして立ち回っていたのがすごく好き。

改めていいカップルだなーと感じさせてくれました。

 

ジルベールは普段シロさん達に対して結構鋭いことをズバズバ言うのですが、今回は彼の少し幼くて未熟な部分とケンジの大人な一面が対照的に描かれていて、それが人間の愛情の変遷を物語っているようでした。ケンジが叱るでもなく、でもビシッと諭したのが好き。ケンジの大人な一面が見れて更に好きになった笑

でも二人のマウントのし合いは相変わらず面白いwそれが良い緩衝材になって、下手したらギスギスしてしまう会話もそうならなくなった気がする。

何だかんだ仲の良い二人。あー好きw

 

ジルベールが自分の作ったご飯を小日向さんに食べて欲しいというシーン。あれは小日向さんを喜ばせるために意図した行為なのかな?それとも無意識?私は何となく無意識かなーと思った。こうやってジルベールも大人になっていくのね・・・って親心的な感情が湧いてきた笑

それにしても小日向さんの愛はかなり歪だなー。受け止められるのはジルベールしかいないわ笑 お似合いのカップルだったのね。ジルベールはそんな小日向さんの思いを分かってるのかな?きっと自覚はしていないけど分かってるのかもね。

 

小日向さんと電話で会話している時の、シロさんの少々呆れ気味に言う「そうですか」が好き。軽蔑するでも、バカにするでもなく、呆れてはいるけど受け入れている優しい言葉。

 

③第3話

節約を頑張るケンジ。うっかり買ってしまったコンビニのハーゲンダッツを激しく後悔し自分で自分を叱責するシーンが好き笑 

最後のケンジからのキスを寸前でかわすシロさん。最後に二っと悪い顔で笑って出ていくやり取りがほのぼのするわ~。最初から最後まで完璧なドラマ!

 

 

続編やらないかな~~~。たまのスペシャルでもいいからやって欲しい・・・。